健康寿命を延ばし、認知症予防に大事な事です!

 メタボ対策から低栄養対策へ

ばりばり働いていた現役時代には、生活習慣病を予防し健康で長生きするために、太らないようにしてきた人が多いと思います。

そのために、脂っぽいものを避ける、食事の量や回数を減らす、粗食に甘んじるなどを実践してきていませんか。

しかし、現役を離れ、齢を重ねた今、気が付いたら、低栄養になっているということもあるようです。

 

低栄養ってどんな状態?

低栄養とは、体をつくるためのたんぱく質や、体を動かすためのエネルギー、健康維持に必要なビタミンやミネラルなど、健康な体を保つための栄養が不足した状態を言います。

それでは、何故高齢者は低栄養になりやすいのでしょうか。年を取ることで、咀嚼力、嚥下力などが低下し、食べる量が減り、食事の質も変わります。その結果、体重や筋肉の量が減り、筋力や体力や握力が落ち、運動能力が低下し、転倒や骨折しやすくなります。

また、免疫力も落ちてきます。免疫力が落ちると、風邪やインフルエンザなどの感染症に罹りやすくなり、傷や皮膚の炎症などが治りにくくなります。また、がんに罹りやすくなるとも言われています。

一方、食事量が減ると同時に水分の摂取も減るため、脱水症状になることもあります。

どうすれば良いのでしょう?

最近の研究によれば、低栄養状態は認知機能低下リスクが高いと言われています。また、低栄養状態は生存率が低いともいわれています。

元気で長生きしている人はもりもり食べて、たっぷりと栄養を摂っています。

また、食事の多様性が少ない(偏食)人は生活機能の低下が高いと言われています。

肉、魚介類、卵、大豆・大豆製品(豆腐など)、牛乳・乳製品、緑黄色野菜、海藻類、いも類、果物、油を使った料理をバランスよく食べることが大事です。

また、老夫婦二人や独居の場合、どうしても食事のときのにぎやかさが少なくなりますので、意識して楽しく食べることに気を付けましょう。

結論

最後に、香港人に長寿が多いのは何故か。朝早く起きて、公園でみんなと一緒に太極拳を楽しんでいます。

みんなと一緒にわいわいがやがやと飲茶で多くの種類の食事を摂り、頭と指先と口先を駆使して麻雀を楽しむ、そのことがその秘訣だと言われています。

日本人とは生活習慣が違いますので、そのまま真似はできませんが、そこにヒントはあると思います。

一般社団法人テラス理事 小林 成 投稿記事

 

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